「ふくおかスクラム vol.4」に参加してきました。
昨日は、「ふくおかスクラム vol.4」に参加してきましたー。
場所はYahooさんの会議室。初めて行ったー
今回は、開発面におけることを学んだ気がします。
はじめから重厚な設計(デザインパターンなど)することは後々の負債となる
具体的に、ブラジルの首都ブラジリアを例としてあげてました。
↓Google Mapのキャプチャですが、ナスカの地上絵の如く美しい区画整備がなされています。
ブラジリアの都市計画では、区画をきっちり分けて、その区画単位で生活のために必要となる建物を全て準備し、区画間で行き来の必要が無く、生活できるという空間を作ったそうです。
ところが、実際、人が住んでみてしばらく経つと、そう思い通りの状況とならなかったようで、↑の地図の大きな信号もないハイウェイと芝生を挟んでるとこを人が行き来するもんだから、芝生にはその移動軌跡がついてしまってるそうです。
そして、そのせいで、後からあったら便利だとわかった区画間の移動手段を作ろうとしても、作り難いという状況になってしまっている。ということをお話されてました。
はじめから重厚な設計(デザインパターンなど)することは後々の負債となってしまう事も多々あるという事でした。
設計は後から考える。創発的であるべきだ
「創発」という言葉は、
創発(そうはつ、英語:emergence)とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れることである。局所的な複数の相互作用が複雑に組織化することで、個別の要素の振る舞いからは予測できないようなシステムが構成される。
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なんか改めて読んでみると、マイクロサービスみたいな事言ってますねぇ。。
つまりは、1つのフレームワークに載せて拡張していくのでは無く、1つ1つが単純な追加により、それが群となり、1つのものに進化していくなる。みたいな感じだと思います。
TDDの考え方と合わせると。
・まずは、テストを作成
・単純でよいのでそれを満たすコードを作成し、テストが通る状態にする
・リファクタリング(※ここで設計する)